鈴木社会保険労務士事務所 2012年8月のNEWS  .  
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2012暑中お見舞い
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就活に薄日 内定率上昇

    中小志望増える

 数年続いた厳しい就職活動に改善の兆しが出ています。2013年春の新卒採用で6月時点の内定率が5割を超え、直近の3年で最も高い水準となりました。非製造業を中心に大企業が採用意欲を高めていることに加えて、学生が早い段階から中小企業への就職活動に取り組むなど、大企業に偏重していた意識が変化したことが大きいです。政府も若年層用の拡大に向け、中小企業への就職を後押しします。

学生の内定率は改善傾向に
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雇用保険の基本手当日額等を引下げ

 雇用保険の基本手当日額の最高・最低額や高年齢雇用継続給付の支給限度額などが8月1日から変更されます。今回の主な変更内容は次のとおりです。
  ■ 基本手当日額の最高額及び最低額等の引下げ
    (例)受給資格に係る離職の日における年齢が45歳以上60歳未満の場合
         最高額 7,890円 → 7,870円
           *中小企業緊急雇用安定助成金や雇用調整助成金において、休業1日(1人)あたりの助成金額の限度額にも適用されます。

 ■ 高年齢雇用継続給付の支給限度額の引上げ
    (1ヵ月)344,209円 → 343,396円
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雇調金等の支給限度日数を縮小

    平成24年10月から2段階で

 厚生労働省は7月6日、雇用調整助成金および中小企業緊急雇用安定助成金の休業等に係る支給限度日数を縮小することを内容とした雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案を公表しました。
 それによると、まず、平成24年10月1日からは、1年間の支給限度日数を100日とする改正を実施。翌年の25年10月1日からは、3年間の支給限度日数を現行の300日から150日とする改正を行うこととしています。
 なお、岩手県、宮城県または福島県の区域内に所在する事務所の事業主については、それぞれの改正が6ヵ月遅れで実施されます。
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建設下請け評価制

  国交省 受注や若年雇用 点数に

 国土交通省は来年度にも、全国に40万社超ある建設業の下請け業者を対象にした評価制度を導入します。工事の受注、施工数のほか、10〜20代の若年者を毎年採用して雇い続けているかといった項目を評価し、点数にして公表します。工事の発注者が優秀な事業者を選びやすくするのが狙いで、建設業の競争力強化や事業費削減につなげます。
  10日に公表する「建設業の再生と発展のための方策」に盛り込見ます。国交省は8月にも具体策を検討する有職者会議を新設します。売上高や利益といった経営状況だけでなく、従業員の研修制度があるか、とび職や左官といった技術者を何人雇っているかなども評価します。国交省傘下の地方整備局や地方自治体が会社を訪問して採点します。
  当面は評価制度に参加するかは事業者の判断にゆだねるが、将来は建設業法を改正して参加を義務づけることも視野に入れています。
  参加を義務づける場合は事業者を定期的に検査して実績などをチェックし、虚偽報告をするなど悪質な業者への罰則を設けます。
  建設業は全体の約9割に当たる40万社超が下請けとされます。
  ただ規模が小さいため、どの会社が技術力のある優良会社なのかが業界の外部から分かりにくかったのです。外部からの評価を導入すれば、有能な事業者工事を受注しやすくなるので、下請けを含めて建設業界の競争が厳しくなると予想されます。
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職場のパワーハラスメントをなくすために

◆予防・解決に向けての企業の取組
予防するために
トップのメッセージ
組織のトップが、職場のパワーハラスメントは職場からなくすべきであることを明確に示す
ルールを決める
就業規則に関係規定を設ける、労使協定を締結する予防・解決についての方針やガイドラインを作成する
実態を把握する
従業員アンケートを実施する
教育する
研修を実施する
周知する
組織の方針や取組について周知・啓発を実施する
解決するために
相談や解決の場を設置する
企業内・外に相談窓口を設置する、職場の対応責任者を決める
外部専門家と連携する
再発を防止する
行為者に対する再発防止研修を行う

◆予防・解決に向けての一人ひとりの取組
 組織の取組を形だけのものにしないためには、一人ひとりの取組も重要です。
 ・トップマネージメント・・・こうした問題が生じない相談文化を育てるために、自ら範を示しながら、その姿勢を明確に示すなどの取組を行う。
 ・上司・・・自らがパワーハラスメントをしないことはもちろん、部下にもさせてはならない。ただし、必要な指導を適正に行うことまでためらってはならない。
 ・職場の一人ひとり・・・互いに受け止め人格を尊重し合う、理解し協力し合うため適切にコミュニケーションをとるよう努力する、問題を見過ごさずに互いに支え合う。

◆職場のパワーハラスメントを放置すると
  パワーハラスメントにより、働く人が仕事への意欲や自信を失ったり、心の健康の悪化を招くことがあります。また、パワーハラスメントを行った本人はもちろん、行為が組織的に行われていたり、社内の問題を放置していたなどの場合には、企業も法的責任を問われることがあります。(不法行為責任や安全配慮義務違反など)
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国民年金加入者、平均年収159万円

   受給者下回る

     厚労省調査 給付抑制策が急務

公的年金受給者の平均年収の分布
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