鈴木社会保険労務士事務所 2013年4月のNEWS  .  
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『若者応援企業』に新たな支援事業

 (平成25年度予算成立後にスタート)

 厚生労働省は、平成25年度から、若年者・非正規雇用労働者の就職や能力開発を促進するため、採用や人材育成、企業内でのキャリアアップに取り組む事業主を支援する新しい事業を開始します。

奨励金・助成金の支給要件の概要

【若者チャレンジ奨励金】
(若年者人材育成・定着支援奨励金)
・35歳未満の非正規雇用の若者を正社員として雇用することを前提に、自社内での実習(OJT)と座学(OffJT)を組み合わせた訓練を実施すること。

【キャリアアップ助成金】
有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者等、非正規雇用の労働者のキャリアアップを行うこと。具体的には、以下の六つの取組が対象。
◆正規雇用・無期雇用転換
◆人材育成
◆処遇改善
◆健康管理
◆短時間正社員
◆短時間労働者の労働時間拡大
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精神障害者

  雇用義務化、2018年度から

   (厚労省 法改正案提出へ)

 厚生労働省は21日、2018年4月から精神障碍者の雇用を義務付ける方針を決めました。障害者雇用促進法の改正案を今国会に提出します。法改正が実現すれば、企業に義務付けられる障害者の法定雇用率が上昇するが、当初の5年間については、当初の5年間については、障害者の雇用状況や国の支援体制などを考慮し、上昇幅を抑えることも検討します。
 厚労省が21日、労働政策審議会の分科会に改正案の要綱を詰問し、分科会が「おおむね妥当」と判断しました。知的障害者の雇用が義務化された1998年以来の大幅な制度改正となります。
 現行法の雇用義務は身体障害者が対象です。民間企業の法定雇用率は現在1.8%で、今年4月から2.0%に引き上げられることが決まっています。18年度に精神障碍者が加わると、法定雇用率は10分の数ポイント上昇する見通しですが、企業の準備期間などを考慮し、国の企業支援策が不十分な場合、制度を弾力的に運用するための激変緩和措置を要綱に盛り込みました。

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就職活動大学4年から

 (政府 経済界に繰り下げ提言へ)

 政府は企業による大学生の採用活動の解禁時期を遅らせ、大学4年生の4月にするよう経済界に検討を促す方針を固めました。現在の大学3年生の12月解禁から4カ月後ろ倒しを要請します。学生が学業に専念する期間が延びるほか海外で学ぶ留学生の就職活動の幅が広がります。2015年春卒業予定の学生の就職活動からの適用を目指します。
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現物給与の価額は勤務地で適用

 (4月1日から)

 社会保険や労働保険の保険料のもとになる報酬月額や賞与、賃金総額は、その全部または一部が食事や住宅の提供など、通貨以外のもの(現物給与)で支払われる場合、その価額は厚生労働大臣が都道府県ごとに時価によって定めることになっています。
 複数の支店などを有する企業が現物給与の価額を適用するにあたっては、原則として一括適用事業所扱いを受けている本社などの所在地が属する都道府県の価額とすることになっています。
 しかし、現物給与の価額は生活実態に即したものとなることが望ましいことから、厚生労働大臣の告示により、平成25年4月1日から勤務地の属する都道府県の価額で適用することを原則とする適用方法に改められることになりました。
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『マイナンバー』関連法案を再提出

 (個人情報を1つの番号で管理)

 政府は3月1日、所得や納税実績、社会保障に関する個人情報を一括して、国民一人一人に割り振られた番号で管理する「マイナンバー制度」の関連法案を閣議で決定し、国会に提出しました。
 マイナンバー制度が実施されると、地方自治体が住民票コードをもとに作成した個人番号を指定して「通知カード」を交付。申請者には顔写真を載せた「個人番号カード」も交付されます。
 個人番号カードは税の申告や年金の受給申請のほか、公的な身分証明書としても使用が可能となります。
 関連法案が成立すれば、平成28年1月から利用が開始される予定となっています。
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厚年基金 最大1割存続


 厚生労働省は19日、制度廃止を検討してきた厚生年金基金のうち、財政が健全な一部基金の存続を認めることを決めました。存続できるのは最大でも1割程度で、積み立て不足を抱える多くの基金に解散を促すこれまでの方針は変わりません。厚労省は自民党や公明党と最終調整し、4月に関連法案を国会に提出します。
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