失業率、3.9%に改善 4年8ヵ月ぶり水準
労働者派遣制度を大幅緩和へ 派遣継続 選択に幅 制度分かりやすく 正社員の雇用維持 課題
65歳まで雇用を延長する3つの方法 (4月施行の改正高年法への対応)
「ブラック企業」実態調査 過重労働など 厚労省、対策に着手 (4000社対象)
厚生労働省は、残業やパワハラなど労働環境が悪い「ブラック企業」について、9月から実態調査を始めますと発表しました。離職率が高かったり、長時間労働で労働基準法違反の疑いがあったりする全国の約4千社が対象となる見込みです。調査期間は1ヵ月間で集中的に実施します。 若者らの間ではブラック企業への関心が高まっており、厚労省が対策に乗り出すのは初めてです。 調査では企業に対し、長時間労働や賃金不払いの残業などの法令違反がないよう指導し、再発防止の徹底を図ります。過労による労災申請があったl企業は是正確認後も監督指導を継続するといいます。 重大で悪質な違反が確認され、改善がみられない企業は、調査にあたった労働基準監督署が送検するとともに、社名や違反内容を公表します。 9月1日には過重労働などに悩む若者からの無料電話相談を受け付けます。相談先はフリーダイヤル(0120-794-713)で、午前9時から午後5時までです。 田村憲久厚労相は若者を使い捨てにするような企業をなくしていきたい」と述べ、違反が確認された企業には厳正に対処する方針を示しました。
厚生年金と公務員年金 運用指針を共通化へ(来年めど)