〔１１月のﾆｭｰｽ!!〕

〔以前のﾆｭｰｽ!!〕

　　国民年金

　　　　　全滞納者に延滞金
　　　　　　　　（厚労省検討）

　厚生労働省は納付率が低迷する国民年金保険料の徴収を強化するため、全ての滞納者に延滞金を課す検討を始めました。現在は納付期限を過ぎて催告状を送っても納付しない人に限って、督促時に延滞金を課しています。これを納付期限が過ぎた時点で全員から徴収できるようにします。
　１２月上旬まで社会保障審議会年金部会の専門委員会で審議し、提言をまとめます。早期に実施する場合、次期通常国会に国民年金改正法案を提出します。２０１２年度の国民年金保険料の納付率は59％で、目標とする60％を４年連続で下回りました。非正規労働者が増え、若者を中心に未納問題が深刻なためです。政府は８月に加藤勝信官房副長官を中心に納付率向上の改革指針をまとめました。厚生労働省はこの指針に沿って全滞納者に延滞金を課す案などを検討します。