〔１月のﾆｭｰｽ!!〕

〔以前のﾆｭｰｽ!!〕

　　年金滞納者、差し押さえ

　　　　　一定所得以上厚労省が方針

　厚生労働省は１２日、国民年金保険料の滞納者で一定の所得を得ている人に対し、強制的に徴収する方針を固めました。国民年金は未納者が多く、納付率が低迷しています。財産の差し押さえなど徴収の体制を強化することで、納付率を高めます。
　国民年金は自営業者らが加入する公的年金制度です。厚労省は１２日に開かれる専門委員会で方針を示します。現在も保険料を滞納している人に対し、差し押さえにつながる督促を実施するのは可能ですが、全体の0.2％程度しか実施していません。大半が時効消滅している状況です。厚労省は一定所得を得ている人にはすべて督促するように改めます。
　過去２年分の保険料を滞納している人は約２９６万人います。強制徴収を実施するコストは１００円当たり９０円程度かかり、進んでいませんでした。