鈴 木
社 会 保 険 労務士事務所 |
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厚生労働省は2018年度から、長い間仕事についていない人が働きながら学び直すための支援事業を始める。希望者を原則3年の有期契約で企業に雇ってもらい、その間に国が認める技能検定を取得する費用を補助する。工場や介護などの人手不足が深刻な現場で働く技能者を育てる。 「未来の『匠』育成訓練」(仮称)の名称で、東京都と大阪府、北海道など計10都道府県で始める。19年度には順次、他の件にも拡大する。 厚労省は製造業や建設業といった特定の業界団体を育成支援団体として認定する。 この団体が都道府県内の企業に協力を募り、協力する企業はハローワークなどを通じて就業を希望する人を募り、最長3年の有期契約で訓練生として採用する。 対象者は働いた経験がなかったり、乏しかったりする45歳未満の人とする。初年度は20団体を認定し、計400人の育成に着手する。 |
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